No.37
赤石川は墨絵の世界
晩秋の暗褐色の斜面に小春日和の陽光が当たると、ブナ林の樹々の幹は白く輝き、眼にまぶしいくらいだ。枝先に明るい褐色の冬芽も輝き、冬の到来を予感させる渋い日本画の世界が11月。
12月になると、たいてい冬は、一気に大量の雪を降らせるので、それが山では春まで溶けない根雪となる。この時期に山の中に入り、急に雪が降り始めて大変な思いをしたことがある。
雪がやむと、森も川も、モノトーンの世界。
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