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§1 「事実」を「表現」する(ちょっとおカタいが、例によって前書きです。)
海外へは南の島へ行く以外はあまり遊びで行きたくないと思っている。新鮮な感動を何らかの形で残しておきたく考えているからで、2度目の旅はもう私には旅とは言いにくく全く別の広がりを与えてくれるものである。1度目の「直感」を私は信じているから大切にしたい。いろいろなイメ−ジがはたして現実か?実際に行って見たものからの情報でその時々の価値を測るために歩き回り、直接地元の人と話すことで私なりの「事実」をつかんで記録と表現を残す。たくさんの情報と目的を持った狭い視野から海外の「事実」を「切り取る」のがジャ−ナリズムの仕事ならば、私は目的を現地で発見する広い視野から「事実」を「直観」「表現」したい。それが私にとっての旅である。世界への方法論である。
今回は作品としては機会があれば「発表」は別に行なう。この紀行報告はあくまでも個人的でざっくばらんな報告で感じたことをそのまま伝え今後の参考としたい。映像もビデオからのプリントだ。
さて、今回のハバロフスク行は旅になるのかならないのか? 正直いってわからないまま出発した。「中国」「青森の山々」と2冊の本作りに頭はパニック。それに次回のドイツ行も気が気でない。6月に帰ってから白神山地でエコツア−を行い、やや地元で落ち着くものの、前半はろくろくオ−ストラリアにも行ってられない。彼の地に置いてきた車の車検が気にかかるし、自由な旅もしばしお預けとなる。オ−ストラリアはすでにホ−ムグラウンドになっているので、皆さんにエコツア−の本物を見せてあげたいものだ。
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