今入亜希子のバージニア日記 今入亜希子
今入 亜希子
いまいり あきこ
1991年から約5年間に渡り、青森朝日放送アナウンサーとして勤務。
その後2年間のカナダ留学を経て1997年からフリーランスとしてテレビやラジオ番組を担当。1999年より渡米し、アメリカで歴史的な黒人大学のひとつであるノーフォーク州立大学大学院に入学し、マスコミュニケーションを学ぶ。その経験を綴った著書「ブラックカレッジ 私の見つけた、こんな留学!」は文芸社から2002年9月に刊行。ボストン生活を経て、現在はバージニア州ノーフォーク在住。
>> ボストン日記はこちら >> ご意見ご感想はこちら


2月と言えば最も寒さが厳しいはずのアメリカ本土そして日本でありますが、現在私は常夏のカリブ諸国の島々であるバージン諸島 (Virgin Islands) を訪れています。バージン諸島のいくつかの島にある高校を会場に行われたカレッジフェアーに参加するのが旅の目的でした。バージン諸島は西側のアメリカ領土と東側のイギリス領土に分けられていて、それぞれの領土が複数の島々から構成されているのです。今回の旅行はアメリカ領とイギリス領の両方の諸島を訪問することになっていたのでとても楽しみでした。ということで今回は仕事の合間に訪れたさまざまな場所の体験報告をします。

バージン諸島は1493年にコロンブスによって発見されてからスペイン、オランダ、イギリス、デンマークなどの領地となったため、現在でもヨーロッパ調の建築物が残っていたり、複数の文化が混合するユニークな場所でもあります。またイギリス領土であったという歴史から、アメリカ領土のバージン諸島でさえも車は左側走行。まるで日本のようです。

初めの訪問先はアメリカ領バージン諸島の一つであるセント・クロイ島(St. Croix)。フロリダ州のマイアミからおよそ3時間ほどのフライトで到着です。空港に降り立ったとたんに気温が28度という温かさ。空港では無料のアルコールサービスもあったりして、いかにも南国です。セント・クロイ島の宿泊先はビーチが目の前に広がるリゾートホテルです。

初日のカレッジフェアーの後に、この旅行に参加している他の大学カウンセラーとともに食事へと出向きました。ビュッフェスタイルのカリブ料理に舌鼓を打ち、さらにスティールドラムの演奏があったりとカリブらしさを実感できます。さらにお客を巻き込んでのリンボーダンス大会ではなんと私も借り出されてしまいました。ぜんぜん自分の力で棒を潜り抜けてません。

セント・クロイ島の後に向かったのはアメリカ領バージン諸島の首都も抱えるセント・トーマス島(St. Thomas)。移動手段は海から飛び立ち、海へと降り立つ飛行機を初体験です。小さなプロペラ機でしかも海から飛び立つとあっていつも揺れている感覚です。上空からのながめはなかなか良かったです。25分ほどの旅でセント・トーマス島に到着しました。

セント・トーマス島はショッピングの島として有名です。特に宝石はアメリカ本土に比べるとかなり安く、しかも免税とあって人々はショッピングに大忙し。ちなみにバージン諸島のどの島も免税という点では変わりありません。

今回の旅行ではイギリス領のバージン諸島へも出向きました。イギリス領バージン諸島の一つ、トートラ島(Tortola)にはセント・トーマス島からフェリーで40分程で到着です。イギリス領バージン諸島はとても美しい島。人も多くないし、のんびりとしていてとても好きになりました。島は丘陵地となっており、丘の頂上からは美しい景色が望めます。

カレッジフェアーが終了した後に、トートラに住む友人と落ち合って、イギリス領の他の島であるバージン・ゴーダ(Virgin Gorda)にも行くことができたのです。このバージン・ゴーダは自然と美しい海を楽しむために行くもの。優雅なリゾートホテルがいくつか建てられています。そしてこの島を訪問する人々の大きな目的はThe Baths国立公園を訪れること。ここは大きな岩がいくつも重なって洞窟になっていたり、ちょっとアドベンチャーな通路を10分ほどあるくと美しいビーチが広がっているのです。水着を持参するべきでした。

常夏のバージン諸島。美しい景色とおいしいカリブ料理。でも何よりも人々の温かさに触れた旅でした。訪問した高校のそれぞれの島に住むノーフォーク大学卒業生達が私を助けてくれたのも大感激。8日間のカリブ旅行はこれまでの学生勧誘旅行の中で最も楽しい仕事であったことは言うまでもありません。あぁ、帰りたくないな。後ろ髪ひかれつつ、明日ノーフォークへ戻ります。

I will catch you later!

▲TOPへ


All Rights Reserved, ABA 2004-2007
掲載の全てを無断転載禁止します。 すべての著作権は青森朝日放送株式会社に帰属します。