全国高校サッカー選手権の決勝戦が行われました。インターハイとプレミアリーグEASTを制している青森山田。悲願の3冠達成となったのでしょうか?
2020年、2021年と2大会連続で選手権準優勝、記念すべき100回大会で決勝の舞台に再び戻ってきた青森山田。対するはプレミアリーグWEST4位の実力校、熊本代表・大津。
プレミア対決となった頂上決戦は、前半、青森山田が再三チャンスをつくりながらも今大会失点わずか1という大津の堅い守りを崩すことができません。
前半37分、この日9本目のコーナーキックのチャンスを得ると、飛び込んだのは、丸山。ディフェンダーながら今大会、自身4ゴール目で待望の先制点を奪うと、前半41分には、左サイドからのクロスに名須川。名須川も今大会4得点目。一瞬の隙を突き、リードを2点に広げます。
後半10分には、キャプテン・松木。2大会連続で選手権準優勝の悔しさを味わったエースも、丸山、名須川に負けじと今大会4ゴール目。松木の選手権通算10ゴール目で試合を優位に進めます。
さらに後半33分には、渡邊も続きます。4点目を奪い試合を決定付けると・・・
「(試合終了のホイッスル)」
記念すべき100回目の選手権で、大津のシュートをゼロに抑え攻守で圧倒した青森山田が、全国3937校の頂点に立ち3年ぶり3回目の優勝。インターハイ、プレミアリーグEASTと合わせ、高校3冠の偉業を成し遂げました。