プロ野球です。3月に支配下登録された八戸西高校出身の日本ハム・福島蓮投手が2日、プロ初勝利を懸けて先発マウンドに上がりました。
エスコンフィールドで行われたDeNA戦。5度目の先発マウンドに上がった福島。その立ち上がり。青森市出身の1番・蝦名にフォアボールを与え、出塁を許します。しかし、この後、落ち着いたピッチングでピンチを切り抜けます。
2回。日本ハムは、ランナーを2塁に置き、7番・水野、更に8番・野村も続き、2点を先制します。
援護をもらった福島は3回。青森山田高校出身の京田にライト線へのツーベースヒットを浴びます。このあと、ランナーを3塁に進められ打席には再び蝦名。センターへの犠牲フライで1点を返されます。
日本ハムはそのウラ、ランナーを2人置き、5番・田宮がライトスタンドへの3ランホームラン。リードを5点に広げます。
この日の福島は、打たせて取るピッチング。5回、ランナーを背負いながらも、ショートゴロでダブルプレー。7回にも出塁を許しますが、ここもダブルプレーに打ち取ります。
そして、打席には京田。次が100球目の福島でしたが、京田を三振に抑え、自己最長7回を投げて5安打2失点の好投。福島がプロ初勝利を挙げました。
【福島蓮投手】
「今まで通り自分のピッチングをして、相手を抑えて、これからも勝ちを積み重ねていければなと思います」
待望のプロ初勝利を受けて、八戸西高校のOBで日本ハムでもプレーした八戸西高校の中村渉コーチは・・・
【八戸西高校 中村渉コーチ】
「率直にやっと勝てたなって思いましたね~」
(Q.高校時代との違いは?)「一番の違いは体が大きくなったというのと、それに伴ってボールのスピードとか力というのがかなりレベルが上がったというところですかね」
今後への期待についてはこんな言葉も・・・
【八戸西高校 中村渉コーチ】
「まだまだ完成されているはずもないですし、体力も技術も含めてまだまだこれから伸びしろばかりですので、ある意味そこは期待をしています」
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