パリオリンピックの話題です。自転車トラック競技に出場する青森県階上町出身の小原佑太選手を励まそうと、町民からの応援メッセージが父親に託されました。
階上町では29日、荒谷憲輝町長から小原選手の父親の修二さんに町民の応援メッセージが書かれた国旗が手渡されました。
国旗には小原選手の出身である階上町の石鉢保育園、石鉢小学校、階上中学校の園児や児童生徒、それに階上町役場の職員など合わせて415人が寄せ書きしました。
小原選手は団体種目の「チームスプリント」と個人種目の「スプリント」の2種目に出場します。
【階上町 荒谷憲輝町長】
「これまで積み重ねてきた汗と涙、そして労力も結果成果が求められることを期待しています」
【小原選手の父親 小原修二さん】
「いつも通りの状態で、平常心で臨めばメダルは取れるのじゃないかなと、私は思っています」
「とにかくどのメダルでも良いから取って来てほしいです」
「(現地応援では)皆さんの思いを伝えたいと思います」
八戸工大一高校で自転車競技を始めた小原選手。高校時代の恩師は・・・。
【小原選手の高校時代の恩師 福岡直さん】
「(スタートの)カウントダウンの時こそが勝負なので、もうカウントダウン始まったら良いイメージでめいっぱい飛び出せ、以上です」
団体種目の「チームスプリント」は8月6日から、個人種目の「スプリント」は8月7日から始まる予定です。
父親の修二さんは8月4日に階上町を発ち、フランス・パリに向かいます。
「先輩方の思いをメダルに」自転車競技でパリ五輪へ 小原佑太選手(青森・階上町出身)が意気込み