パリオリンピックの近代五種で日本史上初の銀メダルを獲得した青森市出身の佐藤大宗選手が帰国しました。活躍の影には父の言葉がありました。
「いま佐藤選手が銀メダルを手に帰ってきました、笑顔でガッツポーズを掲げました」
【兄・光蔵さん】
「大宗!お帰り~!」
オリンピックでは8位入賞さえなかった近代五種。青森市出身の佐藤大宗選手が銀メダルを勝ち取りました。競技の際、心に携えている父親の言葉があるそうです。
【兄・光蔵さん】
「父と大宗は当時から衝突することが多かったんですけれどその分、見返してやりたいという負けん気も強かったですし、でも父の言う『死ぬ気でやれ』ってところに関しては、今回は形として彼の競技している姿から体現してくれたんじゃないか」
【佐藤大宗選手】
「本当に死ぬ気でできたんじゃないかなと、最後のレーザーランのスタートの1分前に何回か嗚咽が出て吐いてしまったんですけれど、それで吐いた後、苦しいんですけれど、まだ俺は生きてると、死んでないと、死ぬ気でもう一回行くんだとまたエンジンがかかってこのメダルが取れたんだなと思っています」
常に厳しかったという父親。今は認知症で入院しています。
【兄・光蔵さん】
「親父に見せてあげたい、メダルをかけてあげたいという思いを実現できることが彼の一番の親孝行になるんじゃないか」
【佐藤大宗選手】
「メダルを取って良い報告をして、親父によくやったと言われるのを楽しみにしています」
「青森の地酒、豊盃っておいしいんですけれど、おちょこ一杯だけでもいいので乾杯したいなと思っています」
パリ五輪 近代五種・佐藤大宗選手(青森市出身)が銀メダル獲得