高校野球夏の甲子園で13日に初戦を突破した青森山田。14日はバッティングを中心に練習を行いました。
【福代隼士アナウンサー】
「初戦を想定した8時からの練習と異なるのは暑さです。汗が吹き出すような気温の中、選手たちは今日も懸命にバットを振っています」
第3試合を想定して昼から始まった練習。厳しい暑さの中でもしっかりバットを振れるようにと打撃に時間を割きました。
3回戦で対戦する栃木代表・石橋の右投手を想定して打ち込みます。そうした中、初戦の長野日大戦で大会2号となるホームランを放った1番・佐藤洸史郎は、青森山田の元監督、澁谷良弥さんから1番バッターとしての役割についてアドバイスを受けていました。
【澁谷良弥さん】
「塁に出ること、フォアボールでもデッドボールでもなんでも良い。あとは良い当たりをすること。それによってチームみんなが勇気をもらえるから。あと勘違いするな。ホームランバッターじゃないから」
【佐藤洸史郎選手】
「きのうのホームランは忘れて、チームに貢献できるようにヒットを打ってつないでいくバッティングを意識していきたいです」
その1番・佐藤洸史郎に刺激を受けているのは。
【佐藤隆樹選手】
「走攻守そろって何でもできる、自分的にも一目を置いている。ライバル視するような選手だと思う」
同じ2年生で、2番の佐藤隆樹です。夏の青森大会では打率1割台と苦しみましたが、甲子園の舞台に強い佐藤隆樹。春のセンバツに続き、初戦でも3安打と活躍しました。
【佐藤隆樹選手】
「洸史郎が出てくれると思うので、そこをなんとかチャンスに持っていけるように、犠打だったり、つなげるバッティングをできたらなと思います」
16日の試合は1番、2番のダブル佐藤にも注目です。