高校野球夏の甲子園は春夏連続のベスト8入りをかけて、16日に青森山田が登場します。
【福代隼士アナウンサー】
「初戦でも硬さはなかったという青森山田。あす3回戦を迎えますが、きょうも選手たちは声を掛け合い、リラックスした様子が見られます」
第3試合を想定し、前日に続き昼から行われた練習。このうち守備練習は、対戦する栃木代表・石橋の大応援団のプレッシャーからミスが出ないようにと、丁寧にボールを捕り、低く送球することを意識して行われました。
中でも軽快なプレーを見せていたのがショートの吉川です。初戦ではセンター前に抜けそうな打球を飛び込んでキャッチ。素晴らしいフィールディングを見せました。
守備範囲の広さの秘訣は、「予測」。打者の体格や見逃し方を観察し、どこに打球が飛ぶかを予測しています。16日は吉川の守備、一歩目の速さに注目です。
投手陣は櫻田を始め4人が投球練習。一方、初戦で完投したエースの関はブルペンに入らず軽めの調整で備えました。
【橋場公祐主将】
「3年生にとってもいつ最後になるか分からない状態なので、とにかく1戦1戦全力で戦っていこうというのは話しています」