高校野球夏の甲子園で春夏通じて初のベスト4入りを果たした青森山田。21日の準決勝で惜しくも敗れた選手たちは試合後宿舎に戻り、最後のミーティングを行いました。
21日午後6時から始まったミーティングでは、橋場公祐キャプテンを始め、選手4人が共に戦った仲間たちに感謝を伝えました。
【橋場公祐主将】
「このチームでキャプテンできたというのは、すごくこれから先、自分自身誇りに思って過ごせるのかなと思います」
「本当に3年生が、メンバー入ってる入ってない関係なしに、全力で過ごしてくれたから今ここに立てていると思うので、本当に2年生もそうなんですけれども、3年生には感謝しかないです」
そして、3回戦ではホームランを放ち、4番としてチームをけん引した原田純希選手は感極まる場面も…。
【原田純希選手】
「センバツとか全然打てない時もあったんですけど、そこを皆が打ってくれて、ここまで来れたので、そこは感謝しかないです(無言)…ふぅ。(皆の笑い声)」
「2年半、一緒に過ごしてきて、一番良い仲間に出会ったなと思います」
活躍が光った2年生たちも先輩の言葉を受け決意を新たにしました。
【下山大昂投手】
「まずは3年生の記録(ベスト4)をしっかり越したいなというふうに思って。あとラスト1年になるんですけど、最後全国優勝という形で親に恩返しできたらなと思います」
一夜明けた22日午前6時、現地解散となるメンバーを除く選手たちはバスへと乗り込み、青森への帰路に付きました。
「気を付けて~!」
夏の甲子園 青森山田 序盤のリード守れず、ベスト4で敗退 “全国制覇の夢”は後輩たちへ