夏の甲子園で初のベスト4に進出した青森山田高校野球部の兜森監督、橋場キャプテン、関投手の3人が青森朝日放送の番組に出演し、初の夏ベスト4を振り返りました。
Q.兜森監督、長い夏になりました。どんなことを感じた夏でしたか?
【兜森崇朗監督】
「振り返ってみるとあっという間で、数々の激戦がありましたけれど、選手たちがたくましく成長してくれた、その思いがしみじみと込み上げてきています」
Q.橋場キャプテンは甲子園から帰ってきて、地元むつ市へ帰省はできましたか?
【橋場公祐主将】
「これまでお世話になった方々に挨拶させていただきました。「お疲れ様」という声をたくさんいただいて、やってよかったなと改めて思いました」
Q.関投手は地元青森市に戻ってきて、まず何をしましたか?
【関浩一郎投手】
「家族とご飯を食べました。自分が鍋が大好きなので家族で鍋を食べました」
Q.宿題とかは大丈夫でしたか?
【関投手】
「ちょっと、まだ残っているところがあるんですけど(笑)」
Q.兜森監督は選手として、指導者として、長く青森山田に関わっていますが、歴史を塗り替えるベスト4進出となりましたが、どのように感じていますか?
【兜森監督】
「25年ぶりのベスト8を達成するというところが一つの目標でしたけれど、無事にクリアして、そしてベスト4に進んだわけですけど、当然我々の力だけでは成し遂げることはできなかったですから、県民の皆様の温かいご声援、これまで青森山田高校の野球部に携わった人たちの思いに応えることができてうれしく思います」
Q.橋場キャプテン、大会中のチームの雰囲気に変化はありましたか?
【橋場主将】
「日本一を目標に戦っていたんですけど、試合を追うごとにチームの雰囲気もより一層引き締まっていったというか、良い方向に向かっているのは感じていました」
Q.勝ち上がっていく強さの秘訣はどんなところにあったのでしょうか?
【橋場主将】
「選手一人ひとりが自分のやるべきことをしっかり理解して戦えたことが、この夏生きたんじゃないかと思います」
Q.初のベスト4ということですが、準決勝の京都国際に敗れた試合では何を感じましたか?
【橋場主将】
「本当に僅差の試合で、勝ち切れれば良かったんですが、それでも自分たちの力を最大限出した結果があの試合だったんで、悔いはないです」
Q.京都国際はセンバツでも対戦しましたが、違いはありましたか?
【橋場主将】
「すごく、春に比べて仕上がりも違いましたし、雰囲気も違ったので、初めて戦うチームという思いで戦っていました」
Q.関投手も途中からマウンドに上がりましたが、何を感じましたか。
【関投手】
「春も投げさせていただきましたが、その時と違った雰囲気を感じましたし、本当に「夏の甲子園」を味わったのかなと思います」
Q.「夏の甲子園」は違ったのでしょうか?
【関投手】
「観客の数も違いますし、球場の熱、盛り上がり方が全然違ったので、そういうところもあったのではないかと思います」
Q.橋場キャプテンは甲子園ベスト4の経験を通して、今後の目標はありますか?
【橋場主将】
「この経験を生かして、たくさんの人に信頼されるような一人の人間になりたいです」
Q.関投手は?
【関投手】
「ここから先も野球を続けたいと思いますし、どこまで行ってもエースとして「関が投げたら勝てる」という信頼がある選手になりたいです」
Q.中学時代に青森山田シニアで全国制覇をした選手が数多くいる中、高校から青森山田に入学した関投手は劣等感を感じていたと聞きましたが、エースとして全国の舞台を経験するまでに成長しました。今はどう感じていますか?
【関投手】
「自分が頑張ってきたことが報われたのは良かったです。最後ベスト4で終わりましたが、ここまで来られたのもすごい周りの力があって、良かったのかなと思います」
Q.最後に兜森監督、今後の目標を聞かせてください。
【兜森監督】
「(新)キャプテンも2年生の菊池伊眞に決まりまして、ここからかなと思っています。2日前に弘前学院聖愛さんの試合も少し見させていただきましたが、各チーム、もうスタートしているんだなと改めて感じましたので、また青森県の頂点、東北大会の頂点に向けて、しっかりと頑張っていきたいと思います」
青森山田 甲子園ベスト4を報告 「期待の大きさが選手の頑張りに」