明治安田J3リーグです。昇格プレーオフ圏内浮上を狙うヴァンラーレ八戸が首位の大宮アルディージャと対戦しました。
昇格プレーオフ圏内となる6位との勝ち点差を「2」で迎えた21日の試合。7月に八戸から移籍したオリオラ・サンデーが在籍する首位・大宮をホームに迎えての一戦です。
先制したのは大宮。前半13分。サイドからのクロスにボールを受けたサンデーがかわしてシュート。古巣・八戸のサポーターの目の前でサンデーがゴールネットを揺らします。
追う展開になった八戸は22分。狭いエリアでのパス交換から、佐藤のコースを突く鮮やかなシュートで追いつきます。
今度は大宮の反撃。カウンターで裏へ抜け出したサンデー。キーパー谷口が飛び出しかわされますが、近石のブロック。ベテランが必死のカバーリングでゴールを許しません。
すると40分。ディフェンス蓑田が遠い位置からシュート。思い切りの良い判断が功を奏し、勝ち越しに成功します。
しかし後半、首位を独走する大宮に勝負強さを見せつけられます。28分にミドルシュートを決められ2対2の同点とされると、36分にはクロスから、柔らかいタッチのシュートがポスト当たってゴール。大宮に試合をひっくり返されます。
手にしかけた勝ち点を得られなかった八戸。次節はアウェーで2位のFC今治と対戦します。