高校野球秋の青森県大会です。24日は決勝戦と3位決定戦が行われ、秋の王者と春のセンバツにつながる東北大会に出場する3校が決まりました。果たして結果は?
聖愛対弘前工業の同地区対決となった3位決定戦。勝者が東北大会への最後の切符をつかみます。
聖愛は1回、2番・田崎の鮮やかなスクイズで弘前工業先発の相馬から先制します。投げては先発の今が伸びのあるストレートを中心に、弘前工業打線を5回までヒット3本に抑え込みます。
直後の6回、聖愛はチャンスを作ると、好投を続ける8番・今に代打・石澤。狙っていたというスライダーをとらえてタイムリーツーベース。選手起用も当たり、弘前工業を突き放します。
13年ぶりの東北大会出場を目指す弘前工業もこのままでは終われません。5番・葛西が右中間へのツーベースでチャンスを作ります。
しかし、6回から登板したエース・芹川を前にあと一本が出ず。4対0で聖愛が同地区対決を制し、2年連続6回目の東北大会出場を決めました。
【聖愛 今大雅投手(2年)】
「ワクワクしながら、あまり緊張せずに楽しめたのかなと思います」
【聖愛 石澤武冴士選手(2年)】
「スライダーを狙っていて、スライダーを一球で仕留めることしか頭になかったです」
「いい感じで芯に当たってくれました」