1日限りの豪華共演です。弘前市でパリオリンピックのメダリストたちが圧巻の演技を披露しました。
13日に行われた「2024体操ニッポンGALA IN 青森」。会場にはおよそ1500人のファンが詰めかけました。
出演したのはパリオリンピックで活躍した選手たち。オープニングは体操男子団体金メダル、橋本大輝選手のゆか。丁寧かつアクロバティックな演技で会場を沸かせます。
リンゴの被り物をして登場したのはトランポリン6位の森ひかる選手。トランポリンで跳ねながら二重飛びを披露。会場から大きな拍手が送られます。
【パリ五輪 トランポリン女子6位 森ひかる選手】
「体操の選手は面白くて盛り上がりもすごかったので、トランポリンも盛り上げていこうとリンゴ被りました。これちょっと恥ずかしくて被るか迷ったんですけど、皆さん盛り上がってくれたので買って良かったです!」
新体操フェアリーJAPAN POLAの演技。その一糸乱れぬ美しい動きに会場が魅了されます。
体操競技の普及や、体操を通じた地方創生などを目的としたこのイベントには、国スポの強化選手も参加。弘前学院聖愛高校の山本杏真選手です。
【弘前学院聖愛高校 山本杏真選手】
「人生で1度あるかないかのこの舞台で、演技できたことがとても光栄です。オーラとか違う面でのすごさも感じました。最高です。言葉がないですね」
イベントのクライマックスは体操男子団体金メダルの3人の鉄棒。1人目は杉野正尭選手。次々と難度の高い技を決め、安定した演技を見せます。
2人目の岡慎之助選手は…
惜しくも失敗。もちろん、このままでは終われません。次のチャンスをしっかりと決め、金メダリストの意地を見せました。
ラストを飾るのは橋本大輝選手。観客からの大きな歓声を受け演技に挑みます。
オリンピックの団体では日本の逆転優勝を決めた演技。感動の瞬間をほうふつとさせる見事な演技に、会場はこの日一番の盛り上がりを見せました。
【パリ五輪体操男子団体金メダル 橋本大輝選手】
「最後締めくくる演技でまた違う緊張感も味わえましたし、本当に楽しい演技が出来ました。青森県の皆さんきょうは見てくださりありがとうございました。会場でも試合でもお待ちしております。来てね~!」
演技の後は詰めかけたファンとの交流の時間。サインボールをプレゼントしたり、ハイタッチで見送りました。
オリンピック選手たちの演技を間近で見たファンは。
【観戦した人】
「みんなつま先とかまでしっかり綺麗にやっていてかっこいいなと思いました」
「オリンピック選手を生で見ることがないので間近で見れて、すごく良かったなと思います」
「一生心に残る1日だったと思います」
パリ五輪 近代五種「銀」佐藤大宗選手 18年ぶりの母校で青森市民栄誉賞授与