「ウインターカップ」は高校バスケだけではありません。中学生年代のバスケットボールの全国大会、「Jr.ウインターカップ」には青森県から初出場のクラブチームが臨みます。
クラブ創設4年目で初めてJr.ウインターカップに出場するクラブチーム「OWLS」。青森県おいらせ町を拠点に南部地方の選手たちが集まります。
【清野陽月キャプテン】
「ディフェンスから流れを作って、ジワジワ追い詰めていくっていうのが僕たちのチームスタイルです」
“ジワジワ追い詰める”粘り強さは普段のウォーミングアップに秘密が。
【清野陽月キャプテン】
「うちはアップのメニューから結構きついと思うんですよ。アップをきつくして試合の終盤とかの状況を作ってから、対人戦に臨んだりするのが、それが最後に生きてきたのかなと思います」
チームの司令塔、石川恒星選手。地元の中学校にはバスケ部がありません。そのため八戸市を離れ、津軽方面への進学も考えましたが、このOWLSに出会い、地元に留まることができました。
【石川恒星選手】
「小学校の時とかの友達とも離れないで応援してくれて、近くで、離れないで良かったなと」
クラブが地域の受け皿となり、選手たちは育った地域に支えられながら全国大会出場を勝ち取りました。
【石川恒星選手】
「優勝を狙っていきたいです」
この日は次世代のOWLSを担う小学生年代の選手たちの姿も。後輩たちにも刺激を与える初出場となります。クラブの未来につながる全国を舞台にした挑戦。OWLSの初戦は2025年1月4日です。
「チームOWLS、チームOWLS、チームOWLS、せーの、全力、集中、挑戦、エナジー!」
女子は「GANG YOUTH」が全国大会に出場します。「GANG YOUTH」も1月4日に初戦を迎えます。
高校バスケのウインターカップに合わせ中学生年代のJr.ウインターカップにもご注目ください。
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