2024年12月に角界からの引退を発表した青森県中泊町出身の元小結・阿武咲が、青森朝日放送の単独インタビューに応じ、県民への感謝を語りました。
「自分の気持ちは、やっぱりまだまだいけるぞっていう、気持ちは自分に言い聞かせてたんですけど、それとやっぱりもう体が伴わなくなって、幕下に落ちることも決まりましたし、引き際なのかなって」
「やっと肩の荷が下りたなという気持ちですね。周りからも目が優しくなったとか…へへっ」
《2012年12月 上京》
「自分の命を懸けている姿を見ていただきたかったので、弱音は絶対に吐かないと決めてやっていましたね」
「最初2年ぐらい、2年で(十両に)上がったんですけど、2年間の記憶があんまりないんですよね」
「部屋の仕事ももちろん新弟子だったのでありますし、でも、そういうところからはい上がらないとと思っていたので、がむしゃらすぎて、あんまり覚えていないんですよね」
「基本的にずっと青森のものばかり食べてましたね」
(強さの秘密は青森の食材?)「本当に原点ですね」
「貝焼きみそとか、それこそ十三湖のシジミとか常に家にあったりだとか」
(最高ですね。疲労回復にも良さそうですね)「毎日飲んでましたからね」(あ、本当ですか)
☆青森県民へ
「青森県の皆様、現役中は本当にたくさんの応援ありがとうございました。そのおかげで、大相撲で真っすぐ生きることができました。本当にありがとうございます。今後はまた違う土俵にはなるのですが、誰かの助けになれるように自分も精一杯頑張っていきますので、引き続き応援の程、よろしくお願いします」
(『違う土俵』ってピッタリのコメントですね)「えへへ(超笑顔)」
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