高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグは24日、第4節が開催され、開幕3連勝で首位に立っていた青森山田高校はJFAアカデミー福島U-18（静岡）に0-1で敗れ、開幕4戦目で初黒星となった。
昨年の東地区王者が昇格組に不覚を取った。
前半、個人技とパスワークでボールを支配したのはJFAアカデミー福島。対する青森山田は最終ラインが体を張って決定機を作らせず、スコアレスで折り返す。
後半に入り、青森山田が攻撃のペースをつかみ始めたが、10分、JFAアカデミー福島のロングボールを青森山田守備陣が連携ミス。JFAアカデミー福島MF齋藤晴がゴールキーパーを交わし、先制する。
今季初失点を喫した青森山田はその後攻勢を強め、MF小栁一斗やFW小湊絆がシュートを放つも決めきれず。終了間際にもゴール前にボールを運ぶものの最後の場面で精度を欠き、そのまま試合終了。1-0でJFAアカデミー福島が青森山田に勝利した。
開幕3連勝の青森山田だったが、4戦目で今季初黒星となり勝ち点は9のまま。JFAアカデミー福島はうれしいプレミアリーグ復帰後初勝利となり、勝ち点を4に伸ばした。
両チームの次戦は青森山田が5月1日（日）、ホームで川崎フロンターレU-18（神奈川）と、JFAアカデミー福島は30日（土）にホームで前橋育英高校（群馬）とそれぞれ対戦する予定。
U-18サッカー プレミアリーグ “新生”青森山田はFC東京U-18に競り勝ち、開幕2連勝
