スポーツクライミングの話題です。ボルダー・ジャパンカップに八戸学院光星高校2年の関川愛音選手が出場。準優勝を果たしました。
東京で行われたボルダー・ジャパンカップ決勝。4つの課題を登り、合計ポイントで順位が決まります。
中学3年生の時に3位を経験し、2年ぶりの表彰台を狙う関川の第2課題は惜しくも完登できず。後半に向けて気持ちを切り替えました。
【八戸学院光星2年 関川愛音選手】
「残りの2本は絶対落としてはいけないと思って」
「最終的な結果ではなくて、まず4分は目の前の課題を全力でやる」
続く第3課題。高い集中力で、手前に大きく傾くこの課題を最初のトライで完登。多くの選手が苦戦した最後の課題では周囲を驚かせます。
【実況】
「おー!なるほど!そういうアプローチですか!」
【八戸学院光星2年 関川愛音選手】
「4課題目はほぼ気持ちで登ったかなと思います」
難しい課題を見事に完登。後半に勝負強さを発揮した関川。0.2ポイント差で優勝は逃しましたが、準優勝を果たし、2年ぶりの表彰台です。
【八戸学院光星2年 関川愛音選手】
「W杯の枠を取れたのはすごく良かったなと安心している、優勝目指して練習してきたのでそこは悔しいなと思います」
ワールドカップは全部で6戦。関川選手は前半3戦の出場が確実となりました。
【八戸学院光星2年 関川愛音選手】
「1戦目の中国から決勝に残って、後半も全部6戦出て、8月に世界選手権があるのでそこにも出たいなと思います」
ワールドカップの初戦は4月19日から中国で開催されます。
八戸市の中学生・関川愛音選手がボルダリングのジャパンカップで3位入賞