社会人バスケのチャンピオンシップが青森市で開かれ、全国から男女42チームが集まりました。
2月28日から3月2日までの3日間、初めて青森県内で開かれた「高松宮記念杯全日本社会人バスケットボールプレミアムチャンピオンシップ」。全国から男子28チーム、女子14チームが集結しました。
青森県内からは、男子SB2東北リーグ2位の「青森ワッツネクスト」が出場。初戦を突破しましたが、2回戦は強豪チームを相手に苦戦し、結果はベスト16となりました。
男子SB2近畿リーグ1位の「ONELYS wakayama」。
【ONELYS wakayama 上田頼飛監督】
「(私は)聴覚障害者の日本代表のデフバスケットボールの監督をしていた背景があって、(このチームは)聴覚障害者の選手が入っていたりとか、多種多様な形で運営しています」
聴覚に障害がある人もない人も共にプレーするチーム。初出場にしてベスト4まで勝ち進む快挙となりました。上田頼飛監督は、2025年に東京で開催される聴覚障害者のオリンピック「デフリンピック」の、デフバスケットボール日本代表監督候補に。これまでも8年間務めていたことから、青森市出身・津屋一球選手のサポートやマネジメントなども担当しています。
津屋選手は、難聴と向き合いながらプロバスケB1のチームに所属し、2月に日本代表としてアジアカップ予選に出場しました。デフリンピック日本代表候補にもなっています。
【ONELYS wakayama 上田頼飛監督】
「手話使ってみたりとか、口を大きく開けて話したりとか」
「全国各地、皆さんでつながって、最高のデフリンピックにしたいと思います」