青森市出身、バドミントンの奈良岡功大選手です。1日、国内ランキング上位者のみの全国大会「日本ランキングサーキット」で、初優勝を果たしました。国際大会に向けて、地元・浪岡で調整を行いました。
優勝から2日、浪岡体育館にやってきた奈良岡選手。
【奈良岡功大選手】
「いや~、やっと優勝できたので良かったですね」
「自分でもようやく優勝できたなと思っています」
「自分の中では100%ではなかったですし、故障もありましたし、その中でどのように戦うかを自分の中で課題に挙げてやっていたんですけれど、その中で自分のベストを出してやれて良かったです」
4日後には、インドネシアでの国際大会を控えている奈良岡選手。この日は軽めの調整でした。練習相手は母校・浪岡高校バドミントン部の選手たち。奈良岡選手に憧れて佐賀県からやってきたこちらの後輩は・・・。
【浪岡高校バドミントン部2年生部員】
(Q.一緒に練習)「技術がやばい。(活躍を)見ていて自分の力にもなるし、それをまねして強くなってきた部分もあるので、もっとまねして強くなっていきたいなと思います」
現在、世界ランキング42位の奈良岡選手。日本ランキングサーキットでの優勝はポイントにならず、国際大会に出場し、世界ランキングを上げていく必要があります。
【奈良岡功大選手】
「次に行くインドネシアとか、その後にシンガポールありますし、台北もありますし、国際大会で一つでも優勝できるように、世界ランキングを上げられるように、これから頑張っていきたいと思います」
1月の初練習取材で奈良岡選手は、2022年の目標として「フィジカル強化」と色紙に書いてくれました。
実際に行っている練習が「サーキットトレーニング」。15秒ぐらい筋トレなど強度の高い練習を行い、心拍数を高め、20秒で呼吸を整える、これを1時間ぐらいやるそうです。
奈良岡浩監督に聞いたところ、その結果として、試合中のスタミナがかなりついたそうです。心拍数をある程度把握し、コントロールできるようにまでなったんだとか。今回の日本ランキングサーキットでも、終盤の粘り強さとして発揮されたそうです。