八戸学院光星高校3年の関川伽音さんです。11月、青森県内の女子高校生としては初めてある試験に合格しました。関川さんが頑張っているものは?
やって来たのは八戸学院大学。試験というのはサッカーに関係するようです。
【関川伽音さん】
「私はサッカー審判2級に合格しました!」
関川さんが頑張っていること、それはサッカーの審判員。先日行われたサッカー審判員2級昇格試験で合格しました。県内の女子高校生では初の快挙です。
【関川伽音さん】
「100点中80点以上で合格」
(Q.何点)「80点でした!ほんとにギリギリで」
サッカー審判員には、1級から4級までの階級があります。そのうち、2級を取得しているのは全体のわずか1.4%。2級審判員になると、県大会だけでなく東北大会でも主審を担当することができます。
小学2年生の時にサッカーを始めた関川さん。中学3年生の時に3級を取得し、高校2年生の時に審判員で活動するようになりました。この1年間に、小学生から大学生までの試合をおよそ100試合担当。そのほとんどが主審だそうです。
【関川伽音さん】
(Q.時計2つ着けてます?)「はい!」
(Q.これは何か意味があるんでしょうか?)
関川さんが試合中、時計を両腕に着けている理由。皆さんは分かりますか?
【関川伽音さん】
「時計を止めなきゃいけないという事象があって、片方の時計は流したまま、片方の時計は止める。処置が終わったらスタート、試合終了時間が近付いてきたときに見比べ、何分遅れているなというのが分かる、それをアディショナルタイムに使います」
ちなみに関川さんの妹は・・・。スポーツクライミングで活躍中の中学3年生・関川愛音さん!
【関川伽音さん】
「お姉ちゃんも負けないよ!じゃないですけれど、それぐらい頑張れたらなと思います」
高校卒業後は県内の大学に進学し、審判員女子1級を目指す関川さん。今後の夢は?
【関川伽音さん】
「今回のワールドカップを見て、史上初の女性審判員採用ということだったので、将来ワールドカップを目指していきたいと思うきっかけになりました」
「近いうちに必ず女子1級になれるように、頑張りたいと思います」
(Q.審判に一番大事なこと)「これ、いろいろな考えの人がいると思うんですけれど、私の中では一番大事にしているのは笑顔です」
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