明治安田生命J3リーグのヴァンラーレ八戸が、新チームの初練習を行いました。
選手とスタッフが削っているのは、ピッチを覆う凍り付いた雪。新シーズンは北国ならではの重労働からのスタート。トレーニングは大半をランニングメニューに費やしましたが、終盤にはボールも使い、楽しげな雰囲気で体を動かしていました。
雪片付けの試練から始まった初練習に、Jリーグで700試合を指揮したベテラン新監督は。
【石﨑信弘新監督】
「僕、結構寒い所でやっていますので、雪かきは慣れているんですけど、きょう(16日)は雪じゃなしに氷だったので、かなり硬いなというところです」
昨シーズンから14人が残り、13人が新加入となった新生・八戸。16シーズン目を迎える五戸町出身、ミスター・ヴァンラーレ、新井山祥智選手は。
【新井山祥智選手】
「開幕ダッシュを成功させるために、キャンプでも良い準備して、まずは開幕戦を勝てるようにやっていきたいです」
話題の新加入は大西勝俉選手。前所属クラブがある鹿児島から八戸まで、自家用車を運転して移動してきたことがSNSで話題に。鹿児島との気候の違いに戸惑いも。
【大西勝俉選手】
「家出て、車凍ってて、ドア開かなくて、思いっきりやっていいのかどうか分からんくて、きょう調べましたね、インターネットで」
八戸は30日に福島県でのキャンプに向け出発。アウェーでのリーグ開幕は3月上旬。ホーム初戦は3月末に行われます。