J3昇格を目指すJFLのラインメール青森の新チーム初練習が行われました。青森山田高校で全国制覇を経験した2人が意気込みを語りました。
今シーズン注目の新加入は、住永翔選手。「見覚えある!」という方も多いはず。住永選手は2017年、青森山田が全国高校サッカー選手権で初優勝を果たした時のキャプテンです。この大会では選手宣誓も務め、およそ3分間の超ロング選手宣誓でも話題となりました。
高校卒業後は明治大学に進学。その後、J3のAC長野パルセイロでプレーし、高校時代を過ごした青森に帰ってきました。
【住永翔選手】
「期待は大きいと思いますし、僕はそれをプレーで示すだけだと思っているので、山田出身の選手が僕以外にもいますけど、皆で力を合わせて頑張りたいなと思います」
その住永選手とは高校時代のチームメートで、昨シーズンはフルタイム出場を果たし、失点数をリーグ最少タイに導いた守護神・廣末陸選手は、青森3シーズン目に突入しました。住永選手とはどんな会話をしたか聞いてみると。
【廣末陸選手】
「青森の環境のこととか聞かれて『知ってるやろ』みたいな会話はしたんですけど、縁あってまたこうやってプレーできるので、また高みを目指して切磋琢磨していけたら良いなと思います」
「今年(2023年)でJ3昇格というものを必ず達成できるように、熱い思いを持って青森でプレーすることを決断したので、しっかり目標を達成できるように1年間頑張っていきたいと思います」
青森山田高校で全国の頂点を経験した2人が、青森のJ3昇格に向け力を合わせます。ラインメール青森は27日から1カ月間、高知県でキャンプを行い、3月12日のリーグ開幕に備えます。