八戸国体のフィギュアスケートで、世界女王の坂本花織選手が非公認ながら今シーズンの世界最高得点をたたき出しました。
フィギュア成年女子のショートプログラムに大歓声の中登場したのは、2022年世界選手権で優勝した坂本花織。
冒頭のダブルアクセルを成功させると、立て続けにジャンプを成功させ、会場が拍手に包まれます。そして、気になる得点は。
「坂本さんの得点・・・、81.50 現在1位です」
非公認ながら、今シーズンの世界最高記録を上回る81.50。ショートプラグラムトップに立ちました。
【坂本花織選手】
「疲れた~」
(得点に関してはどうですか?)「ちょっとびっくり」
「フリーの方が、ノーミスでできることが増えてきたので、明日はもっと自信を持ってできるんじゃないかなと思います」
そして、もう一人の女王も。12月のグランプリファイナルで初優勝を飾った三原舞依。こちらの女王も、非公認ながら自己ベストを上回る77.10で2位に。
そして青森県勢も奮闘しています。青森山田高校出身で、12月のグランプリファイナルに初出場を果たした渡辺倫果は、ショートは8位に。31日のフリーでの巻き返しを狙います。
【渡辺倫果選手】
「今回に関しては、主催地ということで感謝の気持ちも込めつつ、明日の演技をできればいいんじゃないかなと思っています」
また、男子フリーには、2022年におよそ9年ぶりに現役復帰した注目の織田信成が出場しました。
29日のショートプログラムは12位と出遅れ、悔しさをにじませた35歳は、フリーは138.89と巻き返し6位。ショートとの合計は201.46で9位となりました。