高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグは9日、各地で第2節が開催され、青森山田高校は2-0で横浜F・マリノスユース(神奈川)に勝利し、開幕2連勝とした。
横殴りの雨に加え、気温わずか5度という厳しいコンディションの中で始まった試合。前半はボールを支配する横浜FMがやや優勢で試合が進むも、スコアレスで折り返す。
後半に入ると、風上に立ったホームの青森山田が徐々にペースを握るが、相手ゴールを割るまでには至らす、一進一退の攻防が続く。
スコアレスドローの気配も漂ってきた38分、青森山田はMF芝田玲からのパスを受けたFW米谷壮史が相手GKの位置を見ながら落ち着いてゴール。青森山田が待望の先制点を挙げる。
1点を取って勢いづいた青森山田は42分にゴール前でMF川原良介が相手をかわしてシュート。これが決まって終盤にリードを2点に広げる。
試合はそのまま終わり、青森山田が2-0で勝利した。
青森山田はEAST全チーム中、唯一の開幕2連勝で勝ち点を6に伸ばして首位。横浜FMは開幕戦から連敗で勝ち点0となっている。
両チームの次戦は青森山田が4月16日(日)にアウェーで旭川実業高校(北海道)と、横浜FMは4月15日(土)にホームで昌平高校(埼玉)とそれぞれ対戦する予定。
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