地元出身のパラアスリートが教えました。弘前市の学校で、座った姿勢でプレーするシッティングバレーの特別授業が開かれました。
石川中学校で行われた特別授業で講師を務めたのは、弘前市出身で、東京パラリンピックの日本代表として活躍した田澤隼選手です。中学校の全生徒と石川小学校の6年生合わせて100人近くに、床に尻をつきながら手で前後左右に移動する基本を教え、一緒にプレーしていました。
【小学6年生】
「座ってやるバレーなので難しいのかなと思ったけど、皆で協力して楽しめたので良かったです」
「足が使えないのでやりにくかったです」
「足をけがをしても、障害者の人が頑張れるスポーツだと思いました」
【シッティングバレー 田澤隼選手】
「シッティングバレー自体が健常と障害が分け隔てなくやっている競技なので、それを知ってもらえて楽しんでもらえたのがうれしかったです」
田澤選手は、2024年のパリパラリンピックの日本代表を目指してトレーニングに励むということです。
大けが乗り越えシッティングバレーで世界へ挑む 田澤隼選手(弘前市出身)