青森市の水産ビルで開かれた県漁連の通常総会。来賓として出席した宮下知事は、「漁業立県」を目指すと述べ、水産業の振興に県として取り組む考えを示しました。
県漁連のまとめによりますと、2023年度の県産ホタテの水揚げ量はおよそ5万2千トンで、前の年度に比べ2万トン以上減少しました。
また、販売額はおよそ128億円で、前の年度に比べて23億円以上減っています。これは、稚貝の不足による採苗不振が主な要因です。
【青森県漁連 二木春美会長】
「来年度3月決算ではありますが、3月・4月・5月と出荷ができれば、またホタテ再生に向けて平常通り戻るのではないかと考えています」
一方、2023年の高水温でホタテが大量にへい死したため、2024年度の計画では水揚げ量を3万5千トン、販売額を66億7千万円としました。