青森市の「ラァメンぼーんず」。店に入ってすぐ右手に券売機が設置されています。
【ラァメンぼーんず 木村和央さん】
「4月のうちにもう探していたんですよね。それでメーカーに問い合わせたら順番待ちみたいな感じになっていて」
元々使っていた券売機が古かったこともあり、新紙幣に対応した新しい券売機の導入を決めました。
【ラァメンぼーんず 木村和央さん】
「ギリギリうちは間に合う。6月の末か、7月の1日とかには来られるみたい」
「他の店は、結構やっぱり大変みたい。まだ使えるのに替えなきゃいけないとかあるので」
しかし…。
【ラァメンぼーんず 木村和央さん】
「これ12、13年前のもので、その当時は確か60万、70万あたりだったんですけど、100万近くになっちゃていて」
値上げの波は、券売機そのものに留まらず、消耗品のロール紙にまで及んでいると言います。
【ラァメンぼーんず 木村和央さん】
「前1ケースで確か10個とかだったっけなぁ…で、1万円いかなかったですけど、今1万2、3千円するんですよね」
ラーメンの材料や光熱費の高騰が続く中、新紙幣への対応をどうするのかは、各店舗の判断に委ねられています。
【ラァメンぼーんず 木村和央さん】
「(券売機が)無いとちょっと店回らない感じなので、まだ人を雇うよりはいいかなって感じで」
飲食店に限らず、スーパーマーケットのセルフレジや、コインパーキングの自動精算機なども、私たち消費者がよく利用するものの一つだと思います。
青森朝日放送の取材では、新紙幣への対応が発行日の7月3日に間に合わない事業者もあるということです。
ただ、現行の紙幣は引き続き通用するため、しばらくの間は現行の紙幣も持ち歩いたほうが良いかもしれません。