新しい店をオープンするネクストナチュラルの社長、対馬慎太郎さんは、2023年、弘前市が立ち上げた人材育成事業「まちの未来スクール」に参加しました。
桜田市長と面会した対馬さんは「わずか1年で起業できたのはスクールのおかげ」と感謝を伝えていました。
「まちの未来スクール」は、起業の仕方やその後の継続させる仕組みなどを、3日間で4人の専門家から学ぶことができます。
2023年は21人が受講しました。
対馬さんが立ち上げる弘前市百石町の「ザ・キャンパーズ・ネスト」は、以前、和菓子店だった空き店舗を改装。
アウトドア用品の販売とカフェを併設した店で、店内に居ながらキャンプ気分を味わえるつくりとなっています。
販売する商品は、大手の商品ではないガレージブランド。キャンプの調理器具を手に取ったり、椅子に座ったりテーブルに触れることもできます。
【ネクストナチュラル 対馬慎太郎社長】
「キャンプに興味がある人、いろんな人がここでつながる場所になれば良いなと思っています」
対馬さんはスクールで、事業運営にはその店ならではの商品が必要だと学び、津軽塗とコラボしたオリジナル商品も手掛けています。
【ネクストナチュラル 対馬慎太郎社長】
「このスクールの魅力というのは、実際自分みたいな人が参加することで、より弘前が活気づいていく、何かきっかけになるんじゃないかと思っています」
キャンプ用品販売とカフェの新しい店「ザ・キャンパーズ・ネスト」は、11日午前11時にオープンします。
また、2024年度の「まちの未来スクール」の事業は現在募集中で、8月30日から9月1日までの3日間開かれます。