パワハラ行為があったと指摘したのは、木村議員の私設秘書だった46歳の男性です。男性は、7月8日から12日まで5日間、秘書として勤務していました。
男性によりますと、木村議員を乗せた移動中の車内で新聞紙に折り目を付けたことで激高されたほか、目的地へ向かう際に赤信号で停止しようとすると、進むよう指示されたということです。
こうした元私設秘書の指摘に対し木村議員は、事実と異なる部分もあるものの、一部行き過ぎた言動があったことは事実と認め、「今般のことで不快な思いをされた方に心よりおわび申し上げます」と文書でコメントしました。
元秘書の男性は、このほかに5日間の勤務時間が、法定の労働時間を大幅に超えていたことを労働基準監督署に相談していて、この点について木村議員側は、労働環境の改善に努めていくとしています。