14日の検討会議では、青い森セントラルパークと県営スケート場周辺の整備費用について市の担当者が説明しました。
市の試算によりますと、青い森セントラルパークの場合は56億円とし、新駅と自由通路の整備費用に数十億円を要するとしています。
これに対し、県営スケート場周辺の場合は183億円としています。
一方、7月に県が示した試算では、青い森セントラルパークが323億円以上、県営スケート場周辺が163億円としていました。
市が示した試算に対し、県側は病院への交通アクセスは重要であり、八甲田大橋の架け替えを費用から除外することは考えられないと反論しました。
会議後に取材に応じた足達健夫座長は、8月中に整備場所を決定することにこだわる必要はないとの考えを示しました。
【整備場所等検討会議 足達健夫座長】
「有効なやり方があれば、それはなるべく早く終わる方がいいですし、最低限これくらいのことは確かめておきたいなと、そのためにはこういう順序を踏む必要があるということであれば、8月を越えても仕方ないのではと考えられる」
また、整備場所の選定に当たり、近隣住民の意向を聞く方針を決めました。