5月に五所川原農林高校の畑で生徒たちが植えた、メロンの苗。爽やかな甘さが特長のつがりあんメロン「ハニーゴールデン」です。
あれから3カ月が経ち…、立派に成長。
29日には、生物生産科の1年生24人が畑に集まり、およそ900個のメロンを収穫しました。2024年は、雨と日照不足の影響で栽培が予定通りに進まず、生育が心配されましたが、無事に、収穫の目安となる糖度15度を超える、甘いメロンが出来ました。
【生徒】
(Q.収穫作業はどうですか)「とても楽しいです」
(Q.難しいですか)「いえ、結構簡単です」
【生徒】
「(前に見たのは)夏休みの時で、小さかったんですけど、もうでかくてすごいですね」「めっちゃ重いです」
その後、生徒たちは収穫したメロンを一つ一つ丁寧に磨いて、30日の販売に向けて準備を進めました。
最後に、自分たちで育てたメロンを味見した生徒たちは…。
【生徒】
「うま!」
「うまいんだけど!」
「めっちゃ甘い」
【生徒】
「とっても甘くておいしいです」
「最初は天候の影響で遅れたということもあったのですが、おいしいメロンが作れて良かったです」
「いろんなたくさんの人においしく食べてもらえたらうれしいです」
(Q.メロン大好き)「大好きです!」
【弘果弘前中央青果農産指導課 成田賢正係長】
「メロン栽培を通じて、少しでもメロン栽培に興味を持ってもらって、将来メロン生産者になってほしいと思っています」
五所川原農林高校のメロン栽培実習は、後継者を育成するため、2006年から始まりました。
メロンは30日、弘前市の弘果弘前中央青果で競りにかけられます。