最近は、不登校などの理由で十分な教育を受けずに中学校を卒業した人などの「学び直しの場」としての役割も期待されています。
30日には、青森県内での夜間中学の設置に向けた初めての検討委員会が開かれました。
検討委員会では、学識経験者や学校関係者それに県外の夜間中学の校長たちが参加し、様々な立場から意見を交わしました。
【あおもり若者サポートステーション 中谷紗矢佳さん】
「夜間中学という選択肢があれば、学び直して可能性を広げて、社会に出るという時に、選択肢が広がっているんじゃないかな」
文部科学省は、各都道府県や政令指定都市に夜間中学1校の設置を目指していますが、現在、県内に夜間中学は設置されていません。
検討委員会では、公立夜間中学設置に向け、学校の体制や教育課程などの協議を重ねます。