【農水省 宮浦総括審議官】
「それぞれのお立場でお話をいただくというのが趣旨でありますので、今回も忌憚なく情報交換、意見交換していただければと」
農林水産省で4日、関係者を集めた会議が開かれました。テーマは「コメの品薄」について。生産者や卸売業者らが集まり、コメの需給状況などについて意見交換を行いました。
参加者からは、今後のコメの価格について「経費が上昇しているので適正価格として値上げしていかなければいけない」といった意見が出ました。
コメの品薄を巡っては、農水省が8月に卸売業者らに対して、スーパーなどの小売店に十分行き渡るよう要請するなどの対応を取っています。
全国では依然として続くコメの品薄。2023年の猛暑や渇水により品質が悪化したことや、インバウンド需要が増加したことが要因です。