2023年6月から議論を行ってきた県の検討会議。5日には学校関係者など委員13人が出席し、学校、家庭、地域社会、行政のそれぞれに向けた提言について確認しました。
提言書案では、不登校の児童・生徒を「学校には来られるが教室には入れない」「学校に来られないが、他の所には行ける」「どこにも行けず学びがつながっていない」の3つに分類。
教室に入れない場合は、自分のペースで学習できる環境として校内教育支援センターを設置するといった、それぞれの状況に合わせた具体的な対応を盛り込んでいます。
【青森中央学院大学 教授 検討委員会 成田昌造会長】
「教師だけではなくて、スクールカウンセラーとかスクールソーシャルワーカーとか、子どもたちを支援する人を増やしてほしいというのが望みですね」
「校内教育支援センター設置にあたっての、人的措置だけではなくて、物資も含めて財政的な支援もしていただきたいなという思いです」
委員会では、9月下旬に風張教育長に提言書を提出する予定です。