黄金色に実り、こうべを垂れた「まっしぐら」の稲穂。
【田子町の生産者 大村光義さん】
「1年掛けて栽培してやっと収穫の時期ですので、何とも言えない、おいしいお米になっているであろうという気持ちで作業しています」
田子町の生産者 大村光義さんは、5日午前から大型コンバインで手際良く稲刈りをしていきました。
2024年の稲刈りは、平年と比べて1週間から10日ほど早く、猛暑だった2023年とは同じだということです。
大村さんは、「まっしぐら」と「はれわたり」の2つの品種をおよそ30ヘクタールの田んぼで栽培していて、20日ごろまでの2週間ですべて刈り取る予定です。
【田子町の生産者 大村光義さん】
「田子町・三戸町はすごく夏、温度が上がるのですね。最高気温が出るのですけれども、それと逆に朝晩が冷えて日中との温度の寒暖差、これがありますのできっちりと登熟がうまく進む、そのために味も結構良いのじゃないかな」
収穫されたコメは、玄米にした状態で米穀業者へ引き渡され、早くて2週間から3週間後くらいには、新米として県内外の店頭に並ぶ見込みです。