3日に示された青森県の再生可能エネルギーのゾーニングマップ案です。赤色のエリアは、世界遺産や国立公園など再エネ事業を原則禁止する「保護地域」で、黄色のエリアは、市町村の事業認定を受けた場合に限って事業ができる「保全地域」となっています。
これを受けて、東北電力青森支店の下屋敷聡支店長は、開発中の県内5つの風力発電に関して、全てが保全地域に該当し、このうち、仮称・田子風力の一部が保護地域に該当する可能性もあると述べました。
【東北電力 青森支店 下屋敷聡支店長】
「今後、青森県の方で詳細を決定していくということでございますので、我々と致しましては議論の動向を踏まえながら、計画についてもこれから検討してまいりたいと思っているところでございます」
県は、再エネのゾーニングについて、2024年度中の条例化を目指しています。