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青森・三沢市のビーチで日よけの屋根が落下 19歳男女2人がけが 金属部分にさび

2024.09.05(木) 18:45

4日夜、青森県三沢市のビーチで、ベンチの上に設置された長さおよそ19メートルにも及ぶ日よけの屋根が落下し、19歳の男女2人がけがをしました。

海開きの時期は、多くの海水浴客で賑わう三沢市の三沢ビードルビーチ。

【赤平春菜記者】
「ベンチの上にかかっていた日よけは、ご覧のようにひっくり返るように落下しています。ポールとの接続部分もかなりさびていて、近くにはけが人が使っていたと思われるレジャー用のイスも残っています」

警察によりますと、4日午後10時半すぎ、ビーチに置かれたベンチの日よけとして設置された「パーゴラ」と呼ばれる屋根が落下しました。

屋根の下にいた八戸市の19歳の会社員の男性が右足首を骨折、おいらせ町の19歳の専門学生の女性が頭を打つなどのけがをして、三沢市内の病院に搬送されました。

いずれも命に別状はないということです。

落下した屋根の高さはおよそ2.5メートル、幅およそ3メートル、長さはおよそ19メートルです。

屋根は、柱と接続する金属部分がさびていて、ベンチには「立ち入り禁止」と書かれたテープが巻かれています。

【ビーチ関係者】
(Q.落下前の状況)「鉄のさびみたいなものが落ちていたので、これは危ないぞということで、ロープを張ったり入れないようにはしていたんですけど、夜とか来られても、こちらは何とも言えない」
(Q.夜の利用者)「花火をやった跡があるとか、駐車場にタイヤの跡、ドリフトっていうんですかね」

三沢警察署が、落下原因などを詳しく調べています。

この事故に対して、ビーチを管理する三沢市農政水産課の堀内実課長は、「けがをされた方々に対しまして心からお詫び申しあげます。原因究明を早急に進め、必要な対応を実施し、市民の皆さんが安心して施設を利用できるよう進めてまいりたいと考えております」とコメントしています。
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