青森県むつ市川内町のサンマモルワイナリーのブドウ畑およそ11ヘクタールでは、ワイン用のブドウ9種類が栽培されています。
9日から始まったのは、白ワインの原料となるドイツ系の品種シュロンブルガーの収穫です。2023年より10日ほど早い収穫開始となりました。
この畑では2023年、収穫を間近に控えたブドウがクマに食べられる被害がありました。その数3000房、ワインにすると350本ほどです。
2024年は、被害を未然に防ごうと電気柵を設置しました。
【エムケイヴィンヤード 納谷礼司農場長】
「今年はクマによる食害もタヌキによる食害もなく、収穫までこぎつけることができました」
「良質なブドウをたくさん収穫し、おいしいワインを皆さんに飲んでいただければと思います」
2024年に収穫されたブドウはワインに加工され、白は2025年春、赤は2026年春に店頭に並ぶ予定です。