HPVワクチンを巡っては、接種後に体の痛みを訴えた人が相次いだことから一度、積極的な接種の呼び掛けが中止となりましたが、有効性や安全性が確認され2022年4月に再開されました。
国は、接種の機会を逃した女性を対象に無料で接種できる「キャッチアップ接種」を2024年度末まで実施しています。
青森県内のキャッチアップ接種の対象者のうち、1回目を受けた人の割合は7月末時点で全体の55.8%。
世代間でも差が大きく、21歳から23歳までが30%前半と低くなっています。
3回の接種を終えるまでに半年以上かかるため、産婦人科医などは無料での全接種を希望する場合、9月中に1回目を終える必要があると呼び掛けています。