秋は夜が日に日に長くなる季節。皆さん、夜空を見上げてみませんか?実は今、土星が見頃なんです。
藤原祐輝アナウンサー)
唐突ですね。
坂本佳子アナウンサー)
国立天文台によりますと、土星の「環」は地球から見た場合、およそ15年の周期で変化するそうです。その「環」は、とても薄いことが分かっています。
2025年は、「環」を真横から見ることになり、ほとんど見えなくなってしまうそうなんです。
国立天文台が撮影した最も新しい土星の写真は2023年撮影したもので、2024年はこの「環」がもっと細くなっています。
今のうちに見ておいたほうがいいということで、23日夜、青森朝日放送スタッフが社内にある機材だけで土星の撮影に挑戦しました。
果たして「環」のある土星を捉えることはできたのか?どうぞ優しい心でご覧ください。
画面左下から右上に伸びるように「環」があるように私は見えます。
24日の土星は、東の空に既に昇り始めていて、午後10時半ごろ南の空を通過し西へと沈んでいきます。
周囲に明るい星がなく見つけやすいためぜひ観察してみてください。