青森県によりますと、県内の産地直売施設や道の駅など166施設を対象に調査を行ったところ、2023年度の年間販売額はおよそ132億円となりました。
2022年度よりおよそ7億円増え、1999年度の調査開始以降最高額となりました。
理由としては、コロナ禍で制約されてきた外食や旅行消費の回復に伴う観光客の増加や、原材料費の高騰による販売単価の引き上げが要因とみられています。
一方、およそ8割の施設で出荷者の高齢化が課題となっていて、県では新しい作物の栽培講習会を各施設で行うなどして、若手生産者を取り込んだ出荷体制づくりを行っています。