【宮下知事】
「あす10月1日から、全40市町村で学校給食費が無償化されることになりました」
青森県は、2024年度の当初予算に、県内すべての小中学校で10月から給食費を無償化するための事業費として19億5000万円を計上していました。
このうち給食費の無償化などを支援するために、およそ18億8000万円の市町村交付金が創設され、現時点で96.3%に当たる18億1000万円が活用される見込みとなっています。
また、交付金の活用により県内全市町村で15歳までの医療費が、37市町村で18歳までが完全無償化されると発表しました。
一方、既に給食費の無償化を実施している市町村では、交付金をその他の独自事業に活用します。
主なものでは、ランドセルや制服の購入補助、修学旅行の助成などでこちらは県が8割を負担します。
【宮下知事】
「こうした無償化がどんどん進展していくことが、子どもを授かりたいと思う若い人たちを増やす結果につながってほしいと思う」
また、私立学校についても、10月から給食の提供を始める3つの中学校で県の補助金により給食費が無償化されるということです。