岸田内閣の総辞職を受けて、衆議院と参議院の本会議では総理大臣の指名選挙が行われました。
「石破茂君を衆議院規則第18条第2項により本院において内閣総理大臣に指名することに決まりました」
投票の結果、石破さんが第102代総理大臣に選ばれました。新総理の誕生に自民党県連の津島淳会長は、地方創生の分野で手腕を発揮することに期待を寄せました。
【自民党青森県連 津島淳会長】
「地方の再生ということから一歩踏み込んで、創造的に地方の活性化を図っていくのだということを持論としてお持ちなので、やはり青森としてもそこは手腕というものを期待するところです」
これに対し立憲民主党県連の田名部匡代代表は、国会論戦を通じて新総理の姿勢を見極めたいと述べました。
【立憲民主党青森県連 田名部匡代代表】
「政治とカネの問題を始めとして、まさに今回の総裁選が行われた原因となった問題にどう向き合っていくのか、こうしたことについては国民の皆さんから信頼していただけるように我々が政治を正していきたい、その役割を果たしたいと思っています」
一方、新総理の誕生に県民の期待は―。
【青森県民】
「若い人たちがね、向こう(首都圏)の方に行かないように、地元で仕事ができるようにしなければ」
(Q.力を入れてほしいこと)「外交と高齢者の介護です」
「我々は年寄りだけど年寄りも大事にしてほしいけれど、若者が希望に満ちあふれた国になればいいと思う」
「今はやっぱり物価高が一番、市民・国民にとっては苦しいところだと思うので、そこが少しでも改善されるような状況になったら良いと思います」