今回の調査では、景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を引いた業況判断指数はプラスの10となり、前回の調査から6ポイント上昇しました。過去10年で2番目に高い水準となっています。
特に、非製造業ではインバウンドを含めた観光需要の回復により、宿泊・飲食サービスが前回の調査から34ポイント上回りました。
また、観光目的でのタクシー需要の増加などから運輸・郵便が16ポイント上回っています。
先行きについて日銀青森支店は、製造業では、今シーズンのリンゴの生産量増加への期待などから食料品は改善が見込まれる一方で、非製造業では、幅広い業種でコストアップによる収益悪化が懸念されるとしています。