お菓子作りを学んだのは、青森県立盲学校の高等部の生徒5人です。11月の文化祭で、地域の人と触れ合える場所を作ろうと、カフェを出すことになった生徒たち。
21日は、青森市のスイーツ店「アンジェリック」の一戸康彦社長を講師に招き、カフェで販売するクッキー作りのコツを一から学びます。
【アンジェリック 一戸康彦社長】
「よりおいしいお菓子にするには、そのお菓子に合った混ぜ方をするというのが大事です」
挑戦するのは、盲学校をイメージした4種類の形のクッキーです。型抜きからうまく生地が剥がれず、苦戦している様子。
「あー、尻尾もげてる。くっつけよう」
それでも生徒たちは作業を続け、無事にクッキーを完成させることができました。
【生徒】
「一緒に手でやりながら教えていただいて、とても分かりやすかったし勉強にもなったので、とても楽しかったです」
文化祭は11月2日に開かれ、10月21日に教わったクッキーは「青森県盲カフェ」で販売されます。