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奥入瀬渓流マイカー交通規制 青森県初「自動運転車両」の実証実験 

2024.10.21(月) 18:45

秋の行楽シーズンを迎えた奥入瀬渓流では、自家用車の乗り入れが規制されるマイカー規制が始まりました。これに合わせる形で、青森県内で初めて、公道で自動運転車両の実証実験が行われています。

十和田市法量にある駐車場にはシャトルバス乗場が設けられ、チケットを購入した観光客などが次々と乗り込み、奥入瀬渓流を目指していきました。

10月21日現在、奥入瀬渓流の紅葉は色付き初めで、10月末には見頃を迎えるということです。

そして、国の補助金を活用した自動運転車両の実証実験には、第1便に宮下知事が試乗。車両は電気自動車で、最高速度は19キロ。エコツアーガイドを乗せ、名所ごとに停車をしながら渓流沿いを巡ります。

走行ルートは、国道102号の奥入瀬渓流の石ケ戸から子ノ口交差点までの3つの区間の合わせておよそ9キロです。

また「自動運転の度合い」を示す運転レベルは、アクセルやブレーキなどを一定条件の下で自動制御できるが、運転者は常に介入可能である必要があるレベル2となっています。

【宮下知事】
「まだパイロットというか運転士がいたのですが、きょう感じたのは完全なレベル4の自動運転でも可能ではないかなと、この環境であればと思っています」
「交通のあり方、しっかりと整理をして、導入に向けて考えていきたい、進めていきたい」

奥入瀬渓流のマイカー規制に合わせた自動運転車両の実証実験は、27日まで続きます。
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