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「マイコプラズマ肺炎」患者数 青森県が全国で最多 飛沫感染対策を

2024.10.29(火) 18:45

発熱や咳などの症状が出るマイコプラズマ肺炎の患者数が、全国的に増加しています。1医療機関当たりの患者数は、青森が全国で最も多くなっています。

県によりますと、14日から20日までの1週間に報告されたマイコプラズマ肺炎の患者数は29人で、前の週より14人増加しました。

全国では、1999年に統計を開始してから最も多く、4週連続で過去最多を更新。都道府県別に見ると、青森が最も多くなっています。

1医療機関当たりでは4.83人となっていて、保健所別では、むつ保健所管内が24人で前の週より6倍に増えています。

他の保健所では、患者数が減っているか確認されていませんが、今後も注意が必要です。

マイコプラズマ肺炎は、発熱や倦怠感、たんの出ない咳などの症状がみられ、一部の人は肺炎になり重症化することもあります。感染経路は主に飛沫感染で、秋から冬にかけて流行する傾向があります。

厚生労働省は、手洗いなどの基本的な感染対策や咳の症状がある場合にはマスクの着用を呼び掛けています。
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