完成したのは「エプソンアトミックス北インター第二事業所」です。
6日に沼沢亮社長や関係者50人ほどが集まり、完成式典が開かれました。
「北インター第二事業所」は、敷地面積およそ2万9千平方メートルに、55億円ほどを掛け、リサイクル金属を原料に使用した精錬工場となります。
不要な金属を原料にし、資源化する新工場となり、地下資源の保護と二酸化炭素排出量の削減に役立てられます。
【エプソンアトミックス 沼沢亮社長】
「役割を終えた金属これを再生して付加価値を付けてまた世の中の役に立ってもらう。需要は間違いなくあるというところは我々はつかんでいますので、それに向けて着実に(操業を)1年2年3年とステップアップさせていただきながら進めていきたい」
エプソンアトミックスは1999年に八戸市に創業し、精密機械に欠かせない金属粉末などの特殊材料メーカーとして、地域スポーツのスポンサーになるなど、地域貢献もしています。