7日に行われた授賞式で、農林水産大臣賞の表彰状を贈られた六戸町食生活改善推進員会。
11日に六戸町役場を訪れ、佐藤陽大町長に受賞を報告しました。ボランティア部門で農林水産大臣賞に輝いた六戸町食生活改善推進員会。気になるその活動内容は。
【六戸町食生活改善推進員会 瀬川妙子会長】
「(各保育所で)自分でおにぎりを作ってとか、キャベツをちぎってもみそ汁はできるよとか、自分たちでガスをつけさせたりして準備して食べる喜び、作る喜びなどを知らせて、それが1つのきっかけになってくれたら、例えば朝食でも簡単なのでも親子でできるかなとそういうふうなのから取り組んで、親しんでもらえればいいかなと始めた」
六戸町のナガイモやゴボウといった6つの食材を使った「六戸めし」を開発。イベントで提供するほか、町の公式インスタグラムでレシピを公開し、子どもからお年寄りまで幅広い年代が食生活を考える取り組みを進めています。
平均年齢70歳以上、1986年から活動を続ける六戸町食生活改善推進員会に、「きょうからできる簡単健康ポイント」を聞きました。
【六戸町食生活改善推進員会 瀬川妙子会長】
「だしがおいしければ塩分が少なくてもいいのですけれども、野菜を煮込むっていうのはすごく、私この前自分のみそ汁をちょっと時間を掛けすぎたら意外と甘味が出て野菜から、これはゆっくり煮込んだ方がというのが自分も発見でしたが、失敗から学んだことをやっていけたらいいかなと思っています」
また、同じくボランティア部門で、弘前市食生活改善推進員会が審査委員特別賞を受賞しました。
弘前市食生活改善推進員会は、「スマート和食」のレシピ集を花王と共同で作成。市役所職員への実証実験を行い、実際に7キロ体重が減少した人もいました。